2008年03月10日

沖縄赤瓦

沖縄の瓦というと一般的に赤瓦がよく知られていますが、首里城周辺などの発掘現場などから、灰(黒)の瓦も見つかっており、2種類の瓦が使用されていたことが分かっています。その内、灰(黒)の瓦は古くから使われ、寺社や、王侯貴族の城に利用されていました。ところが、現在の沖縄で使用されている屋根瓦のほとんどは酸化焼成による赤色の(シマガ-ラ)です。これは、夏の強烈な陽射しに対して有効で断熱性があるといわれています。
沖縄赤瓦
沖縄赤瓦
撮影機材
Camera : FinePix S5 Pro
   Lens : Ai AF Nikkor 85mm F1.4D(IF)



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Posted by M_style at 16:35│Comments(3)沖縄の景色
この記事へのコメント
赤瓦は「琉球」を感じさせるイメージですが
黒いものもあったんですね〜。

権威を持つ場所には黒が使われていたのでしょうか。それとも
そもそも昔は赤ではなく黒だったでしょうか。
なんていろいろ考えちゃいました!
Posted by うぇすとうぇすと at 2008年03月14日 13:43
うぇすとさん
首里城などの瓦は中国文化の影響を受け初期の瓦には当時の朝鮮の瓦(黒)を使用していた様です。赤瓦は素焼きに近く窯などで簡単に作れるので一般には赤瓦が広まったんでしょうね。性能は昔は黒瓦が上、でも赤瓦もよくなった事で、現在でも一般的に広まり沖縄の風土に適した赤瓦が多く使われているんだと思われます。(たぶん・・・。)
Posted by M_style at 2008年03月15日 08:18
黒から赤へと遷移。風土や時代に合った選択がされてきたんですね。
やはり沖縄には赤瓦が似合いますね。非常に美しいです。
ありがとうございました!
Posted by うぇすと at 2008年03月16日 15:31
 
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